2019年に日本に帰国後、中国（上海市）を拠点とする大手運用会社の日本法人の設立に参画し、日本株戦略のポートフォリオマネージャーとして勤務したほか、直近は、日本企業に長期的な視点からエンゲージメント投資を行う投資ファンドの日本代表・パートナーを2024年7月まで務めた。現在は米国の大手ファミリーオフィスの日本における活動のパートナーとして企業投資・事業開発を主導している。 

それ以前の10年間は英国（ロンドン市）において英国最古の投資銀行の一つであるMorgan, Grenfell & Co.（モルガン・グレンフェル商会）に始まるERIM LLP社にて、企業の本源的な価値に着目した長期投資に従事、継続的な対話を通じて日本の上場企業の経営陣に多くの知己を得る。

そのほか、日本国内においては、野村證券株式会社（企業情報部）においてM&Aアドバイザリーに従事、多くの企業再編・業界再編に関与した。加えて2004年から2006年は、本邦初の半官半民で設立された事業再生支援・投資会社である株式会社産業再生機構に参画し、株式会社ダイエーの買収・債務免除・売却に中核メンバーとして関与。

投資家としての立場にとどまらず、事業経営にも国内外で携わるなかで、中長期的な観点から投資先の事業価値の向上を目指してきた。

スタンフォード大学経営大学院（MBA）卒業。日本語と英語に堪能。